空港チェックイン+ロストバゲージで使える英会話フレーズ、英単語集
海外旅行で空港を利用するのは飛行機で移動するシーンですよね。
この空港で実際に行うイベントは、大きく分けるとこの4つです。イベントが発生するフローもこの順番です。
【出発地の空港】
1. 飛行機の搭乗手続き(チェックイン)
【目的地の空港】
2. その国の入国許可をもらうための入国審査(イミグレーション)
3. 飛行機内に預け入れた荷物の受け取り
4. 持ち込みの荷物の検査を受ける税関検査
実際には搭乗の待ち時間に免税店でおみやげを買うとか、食事する、お茶するなどのイベントも発生しますが、ここでは、まず1.飛行機の搭乗手続き(チェックイン)と3.飛行機に預け入れた荷物の受け取り(預け入れた荷物が見つからない!)の会話の流れと会話に欠かせないフレーズを紹介していきます。
「チェックインカウンターを探す」、受付、搭乗券(ボーディングパス)を受け取るまでの空港係員との英会話フローを追いながら、預け入れ荷物申告や座席リクエストなど、飛行機の搭乗手続きシーンに不可欠な英語フレーズ、英会話をパターンでマスターしていきましょう!
飛行機の搭乗手続き(チェックイン)の英会話
搭乗手続きの英会話応酬シミュレーション動画
- Good Morning!
- おはようございます。
- I would like to check in please.
- チェックインをお願いします。
- May I see your ticket and passport please?
- パスポートとチケットを見せていただけますか?
- Here it is.
- はい、どうぞ。
- How many bags would you like to check in?
- お荷物はおいくつお預けになりますか?
- I have two pieces of baggage to check in.
- 2つです。
- Is that all?
- これだけですか?
- I have a carry-on baggage.
- これは手荷物です。(機内に持ち込みます。)
- Are there any fragile items in it?
- お荷物に壊れ物などははいっていますか?
- There are no fragile items in it.
- いいえ、入っていません。
- Which do you like window seat or aisle seat?
- 窓側と通路側のお席のどちらになさいますか?
- I’d like a window seat please.
- 窓側をお願いします。
- Your boarding gate is gate No.24.
- ご搭乗ゲートはNo.24ゲートになります。
- Ok, thank you.
- わかりました。
- Enjoy your flight!
- 空の旅をお楽しみください。
- I will! Thank you.
- はい、楽しみます!ありがとう。
チェックインカウンターの場所を尋ねるフレーズ
- Where is the (航空会社名) counter?
- (航空会社名)のカウターはどこですか?
空港に到着したはいいが、搭乗する航空会社のチェックインカウンターがどこかわからない?なんて時はこのフレーズ。Where?で場所を尋ねるフレーズは、旅行中至ることろで必要になりますので、使い方を覚えておきましょう。基本はWhere is (目的の場所)?となりますので、(目的の場所)を入れかえるだけで簡単に作れます。
- Where is the International departures?
- 国際線の搭乗口はどこですか?
- It’s on the third floor in this terminal.
- このターミナルの3階です。
覚えておきたい空港の場所の英単語
- Airline 航空会社
- Check in counter チェックインカウンター(搭乗手続きカウンター)
- Airport Terminal 空港ターミナル
- Departures 出発口
- Arrivals 到着口
- International flight 国際線
- Domestic flight 国内線
- Security Check セキュリティチェック
- Boarding Gate 搭乗口(搭乗ゲート)
- Information 案内所
飛行機チェックイン(搭乗手続き)を依頼するフレーズ
- I would like to check in, please.
- チェックインをお願いします。
飛行機のチケットは、旅行代理店やオンラインで購入することができますが、ここで購入できるのは航空券(airline ticket)です。
実際に予約した飛行機に乗るには、空港でチェックイン(搭乗手続き)を行い、ボーディングパス(搭乗券:boarding pass)をもらわなければなりませんが、この手続きがチェックイン(搭乗手続き)です。
Check in please.とシンプルに依頼する形でもOKですが、丁寧に依頼するなら、この形。
“I would like to + 動詞 ~”で、~していただけますか?という丁寧な依頼表現になります。
次に空港係員からはこんな風に問いかけられますので、あらかじめチケット(航空券)もしくは旅行代理店等から発行された予約確認書とパスポートを用意してすぐ出せるようにしておきましょう。
- May I see your ticket and passport please?
- チケットとパスポートを見せていただけますか?
- Sure.
- もちろん
- Here it is.
- はい、どうぞ
空港(飛行機)チェックインで覚えておきたい英単語
- Passport パスポート
- Ticket 航空券
- Boarding pass 搭乗券
- Confirmation 予約確認書
- One-way 片道
- Round trip 往復
- Return ticket 帰国用チケット
預け入れ荷物を申告するフレーズ
- I have (荷物の数) bag(s) to check in.
- 預入荷物は(荷物の数) です。
チェックインの意思を伝えたら、次に聞かれるのが預け入れる荷物の個数。ここで旅行に持っていく荷物の英語表現も覚えておきましょう。
- How many bags would you like to check in?
- お荷物はいくつお預けになりますか?
- I have two bags to check in.
- 預入荷物は2つです。
- I have no bag to check in.
- 預入荷物はありません。
- I only have carry-on bag.
- 機内持ち込み手荷物だけです。
bag(カバン、バッグ、旅行カバン、手提げバッグ、ハンドバッグなど)
bagは、カバンの形状などを問わず、カバン類の総称として使うことが出来ます。
suitcase(スーツケース、旅行カバン)
suitcaseは、海外旅行では欠かせないキャスター付き、キャスター付きじゃなくてもボストンバッグのようなカバンを表します。
baggageとluggage(旅行カバン、旅行荷物)
旅行荷物という表現で使われるのがbaggageとluggage。
まずbaggageは、「荷物が入ったカバン(私物)」という意味があり、luggageは荷物が入っている、入っていないを問わず単に「カバン」を指します。
この2つに特に大きな意味の違いはないのですが、baggageは主に米国で、luggageは英国で主に使われるとも言われていますが、場面により両方で使われているのも事実ですので、特に神経質に違い、使い分けを考える必要はありませんん。
ですので、飛行機内預け入れる荷物のついて、bag、suitcase、baggage、luggageのいずれを使っても大丈夫なのですが、baggage/luggageは不加算名詞なので、
数がある場合は、two pieces of baggage/luggageのように表します。
空港などで「旅行荷物」として主に使われているのはbaggage、baggage claim(預入荷物受け取り場)、baggage claim tag(預入荷物受け取り証)などです。
旅行前に旅行カバンを買いたいという時、baggageは荷物が入っている私物カバンという意味ですので、買うことはできません。この場合はluggageになります。
carry-on baggage(機内持ち込み手荷物)
carry-on baggageは機内持ち込み手荷物です。チェックインの際に預け入れる荷物ではなく、座席まで携行する、機内頭上の棚(overhead bin/locker/compartment)に入れる荷物の総称です。合わせて覚えておきましょう。
- There are no fragile item.
- 壊れやすいものはありません。
荷物を預け入れる際には、荷物の中に壊れやすいもの、貴重品などが入っているか聞かれる場合があります。壊れやすい物はfragile item、貴重品はvaluable itemです。
私物はpersonal item/belongingsとなります。
- Are there any fragile or valuable items in your baggage?
- 荷物の中に壊れやすいものはありますか?
- There are no fragile(valuable) item.
- 壊れやすいものはありません。
- There are some fragile items.
- 壊れやすいものはあります。
セキュリティ上の問題で、預け入れ荷物を自分自身で詰めたか聞かれる場合がありますが、ここの回答は一択、「自分で詰めました」でOKです。
- Did you pack your bags yourself?
- あなたのバッグはご自身で詰めましたか?
- Yes, I did.
- はい、詰めました。
覚えておきたい旅行荷物の英単語
- Baggage 荷物
- Carry on baggage 機内持ち込み手荷物
- Check in baggage 機内預け入れ荷物
- Excess baggage 超過荷物
- oversized baggage 規格より大きい荷物
- Hand carry 携行品
- Baggage claim tag 手荷物受取タグ
- fragile item 壊れやすいもの
- valuable item 貴重品
- personal item/belongings 私物
座席をリクエストするフレーズ
- I’d like (希望する座席) please.
- (希望する座席)の席をお願いします。
飛行機の座席は、何も言わなければ係員が勝手に端末上で決めてしまうので、窓際、通路側がいいなどの希望がある場合は、早めに希望を伝えましょう。
(希望する座席)を入れ替えるだけでOKです。
- I’d like a window seat please.
- 窓際の席をお願いします。
- I’d like to sit with my friends(family),please.
- 友達と一緒の席にして下さい。
覚えておきたい飛行機の席の英単語
- Window Seat 窓際席
- Aisle Seat 通路側席
- a seat in the front 前方の席
- a seat at the back 後方の席
ボーディングパス(搭乗券)の受け取りと搭乗案内
- Here is your boarding pass.
- こちらがボーディングパスになります。
- Your seat number is 12A.
- お座席は12Aです。
- You will be boarding at Gate 35.
- 搭乗げートは35番ゲートです。
- It will begin boarding at 10;00.
- 搭乗時刻は10時です。
チェックインの手続きが完了したら、係員からボーディングパス(搭乗券)が手渡されます。
その際、上記のような座席、搭乗ゲート、搭乗時刻等の案内があります。
聞き取れなかった、説明がなかったなど、不明な際は以下のように尋ねましょう。
仮にきちんと確認できなかったとしても、搭乗案内の情報は、ボーディングパスに全て書かれていますので、そちらを確認すれば大丈夫です。
- Where is the boarding gate?
- ボーディングゲート(搭乗口)はどこですか?
- How can I get to the boarding gate?
- ボーディングゲートにはどうやって行けばいいですか?
- What time do you start boarding?
- ボーディングタイム(搭乗時刻)はいつですか?
- Will this flight leave on schedule?
- フライトは予定通りですか?
覚えておきたい飛行機搭乗の英単語
- Flight 航空便
- Aircraft 航空機材
- Departure 出発(時間)
- Arrival 到着(時間)
- Boarding time 搭乗時間
- Flight hours 飛行時間
- Timetable 時刻表
- On-time/On Schedule 定刻
- Delay 遅延
- Canceled 欠航
- Flight schedule 飛行時間
- Flight Number 便名/フライトナンバー
- In-flight meal 機内食
- In-flight movie 機内上映映画
- Boarding 搭乗/搭乗する
- Boarding time 搭乗時刻
- Boarding pass 搭乗券
- Departure 出発(時間)
- Arrival 到着(時間)
- Flight hours 飛行時間
飛行機内預入荷物の受け取り:ロストバゲージ(荷物の紛失)の英会話
到着した目的地の空港で、「荷物が出てこない!」ロストバゲージに遭遇した場面の旅行英会話です。
荷物の受け取り自体は、baggage claimと呼ばれる預け入れ荷物受取場で、ターンテーブルから流れて来る自分の荷物を引き取るだけなので、特に会話は発生しません。
例外は、この荷物が出てこない!という時ですね。
出発地の空港で搭乗する飛行機に荷物が搭載されなかった、別の便に乗せられてしまったなどの理由で、到着時に荷物が受け取れないことをロストバゲージと言いますが、このロストバゲージが発生してしまった時には少々厄介ですが、慌てず近くの係員に声をかけて対処してもらいましょう。
ロストバゲージの英会話応酬シミュレーション動画
- May I help you?
- どうしましたか?
- I can’t find my baggage.
- 預けた荷物が見つかりません。
- May I see your claim tag?
- 預かり証を見せて頂けますか?
- Here’s my claim tag.
- これが私の預り証です。
- We can’t find your baggage in your flight.
- ご搭乗のフライトで見つけることができません。
- What can you do about it?
- どう対処してもらえますか?
- Good Morning!
- おはようございます。
- I would like to check in please.
- チェックインをお願いします。
- We will call you when we find it.
- 見つかり次第ご連絡します。
- Please call me immediately.
- すぐに電話してくださいね。
- Where shall we call you?
- どちらにお電話すればよろしいですか?
- Please call me at The Plaza Hotel.
- プラザホテルに連絡してください。
- We are very sorry.
- この度は誠に申し訳けございません。
- I will be waiting for your call.
- 連絡を待ってますね。
- Thank you for understanding the situation.
- ご理解誠にありがとうございました。
- I have no choice.
- 仕方ないですから。
ロストバゲージを申告するフレーズ
- I can’t find my luggage.
- 預けた荷物が見つかりません。
- May I see your claim tag?
- 預かり証を見せて頂けますか?
- Sure.もちろん
- Here’s my claim tag.はい、これが私の預り証です。
- What can you do about it?
- どう対処してもらえますか?
- What can you do about it?
- どう対処してもらえますか?
- We will call you when we find it.
- 見つかり次第ご連絡します。
- Please call me at The Plaza Hotel.
- プラザホテルに連絡してください。
- We will call you when we find it.
- 見つかり次第ご連絡します。
- Please call me at The Plaza Hotel.
- プラザホテルに連絡してください。
- I will be waiting for your call.
- 連絡を待ってますね。